お家の柱が腐る仕組みとは? 敵はシロアリだけじゃない!

 

お家の柱が腐る仕組みとは? 敵はシロアリだけじゃない!

 

 

木材が腐ることを 腐朽(ふきゅう) と言います。

この木材腐朽には、木材腐朽菌 という菌類がかかわっており、これは以下のとおり大きく3種類に分けられます。

 

 

木材腐朽菌の種類

 

・褐色腐朽菌類

針葉樹を好んで腐朽する場合が多く、木材中の主成分である セルロースやヘミセルロース を分解するが、リグニンをほとんど分解しない。

※針葉樹は、裸子植物に分類される樹種で、スギ、ヒノキ、マツなどが該当する。 家屋の建築材としては、広葉樹よりも針葉樹が多く使用されるため、警戒が必要である。

腐朽の初期にセルロースのつながりを著しく低下させる。担子菌類に属する。

 

 

・白色腐朽菌類

一般的に広葉樹を腐朽させるものが多く、褐色腐朽菌と異なる点は、木材の成分であるセルロース、ヘミセルロースに加えてリグニンをも分解する。

建築における被害としては、先に述べた褐色腐朽菌よりは重要性は高くない。

白色腐朽菌のほとんどが担子菌類に属するが、一部が菌類に属する。

 

 

・軟腐朽菌類

軟腐朽菌とは、木材腐朽菌類が腐朽することができないような、高含水率の木材の表面が軟化することから名づけられた。

軟腐朽菌類の多くは、セルロース、ヘミセルロースに加えて、リグニンもある程度は分解が可能である。

また広葉樹も針葉樹であっても腐朽するが、比較的針葉樹に対する腐朽が多い。

 

 

以上が、木材の腐朽に関する基本的な説明になります。

 

ちなみにシロアリにおいては、セルロースとヘミセルロースはエサとして摂取、分解が可能だが、リグニンは分解することができません。

シロアリが構築する 蟻道 は、このリグニンと自らの便(水分を含む)を用いられます。

リグニンは木材の成分であるため、水分と混ぜるとそれなりに高い強度を実現することができます。

よってシロアリの蟻道に触れてみると、意外と硬い印象を持つと思います。

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

コメント

お名前 *

ウェブサイトURL