ヤマトシロアリとイエシロアリの違いは巣だけではありません

ヤマトシロアリとイエシロアリの違いは巣だけではありません。

 

 

ヤマトシロアリとイエシロアリの違いをいくつかの種の特性を用いて説明します。

 

ヤマトシロアリは、分散して生き残ろうとする種で、

たくさん(数10万匹というレベル)で固まって生活しているよりも、細かく分散していた方が、敵から襲われたときに全滅せずに済むという考え方です。

 

実際に一つの巣で生活するヤマトシロアリの数は、少ないと数100匹~多くても1万匹程度です。

 

巣の範囲についても、広くても1坪、2坪程度です。

 

 

一方のイエシロアリではまったく事情が異なります。

 

イエシロアリは巨大化することで生き残ろうとするシロアリですので、初期の営巣から5年も経てば活動範囲は10メートルにも達しますし、また横だけでなく縦にも蟻道を延ばし、天井裏にまで達することも珍しくありません。
たった5年程度でです。

※ヤマトシロアリも天井裏まで達するケースはありますが、5年程度では無理です。当社が把握している限り、10年以上や20年といった期間、点検もせず放置していた場合ではあり得ます。

 

 

イエシロアリは、一つの巣で活動する数も、数10万匹~多いと100万匹近くに達することもあります。

 

 

また、庭先に巣があれば建物にも侵入します。
以前に当社が駆除したお宅では、家屋から5,6メートルの位置にある庭木の中に巣があって、これを駆除することで家屋のシロアリも駆除できた、という例もあります。

 

 

 

一頭のシロアリが食べる木材の量は、ヤマトシロアリでもイエシロアリでもあまり変わらないのですが、集団の規模が圧倒的にイエシロアエリのほうが多いですので、被害のスピードも早くなります。

 

ヤマトシロアリでも何らかの原因で巨大化した時は被害も早く進みます。

ですから最近の家屋では、芯のない木材や集成材が土台や柱に使われることが少し心配です。

 

 

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