シロアリ予防や駆除をするなら建築の知識が必要 岐阜
シロアリ業者はシロアリのことだけを知っていればいい、というものではありません。
(最近の業者はシロアリのことですら事足りてませんが。。)
各お客様ごとの環境はさまざまです。
お家の形状、構造、基礎の形状/仕様、材質、床下の湿気などの環境、通気性、地域性、お住まいなられている方の体質、、などなど、1軒として同じ環境や状況のお宅はありえません、千差万別です。
その千差万別の状況に応じて、臨機応変に私たちシロアリ業者は対処しなければなりません。
シロアリはどのような生き物か?
お家の見えない部分はどのような構造でどのような材質か?
薬剤の薬効は?
その場合どのように対処すべきか?
というあらゆる知識を総合的に踏まえて、考察しなければなりません。
その場合、絶対的に必要なのが建築の知識です。
シロアリ業者は予防の為といっては、健康な木材に穴をたくさんあけて薬剤を注入しているようです。
しかし木材に穴をあけて薬剤を注入しても、ほとんど浸み込みません。
穴をあけたところにだけ薬剤がつく程度ですので、全く意味が無いことがお分かりいただけるかと思います。
これではシロアリが柱をかじっているのか、業者のドリルがかじっているのか分かりません。。
シロアリ業者はよく、「家屋の構造にも詳しいです!」と言っていますが、
家屋の構造を知っているのと、
家屋を作る知識を持っている
のは全く違います。
家を作る知識とシロアリの生態の知識の両方を持っているからこそ、見えない部分でシロアリがどのように活動するか?を考察し、予防や駆除の適切な施工ができるのです。
最近のシロアリ業者は、お金ばかり高くて必要な知識が足りていないところが多いです。
「一生懸命施工します!」
「丁寧に施工します!」
と誇らしげに言っていますが、それは当たり前ですね、お金をいただいているのですから。
重要なのは「何をどのように」一生懸命施工するのか、ということです。
間違ったことをいくら一生懸命やったところで、ムダなものはムダなのです。